オイルダンパーが設けられているのを見たことが
あるでしょうか。
免震のすべり支承だけではなくて、
変位の減衰を図るために、
こんなモノもついているのです。
どこにつけるか、どのくらいの性能のモノをつけるのか、
その辺は構造設計のお仕事。
そこで管理される変位量に応じて、クリアランスを設けるのが
意匠設計のお仕事。
変位量に追従して動き、支障なく流体を行き来させるのが
設備設計のお仕事。
それぞれが適切に機能してこそ、全体として整合の取れた
性能を発揮できるようになります。
(「免震ダンパー」おわり)