2015年09月02日

複式のオイルストレーナー

地下オイルタンクに貯蔵された油(灯油とかA重油とか)を使って
ボイラーなどを焚く時には、

地下オイルタンク 
→ オイルポンプで吸引
→ オイルサービスタンクに貯留
→ ボイラーなどへ供給

という流れになります。

この時、ポンプにゴミを吸い込まないように
『オイルストレーナー』というモノをポンプ吸込み側に設けます。

オイルストレーナー(複式).JPG
これは『複式』のオイルストレーナー。

ハンドルを動かすことによって、
2個のストレーナーを切り替えることができます。

使用してない方のストレーナーを取り出して、
清掃してから戻す。

その間も、油の供給は途切れることなく行うことが出来ます。

油の設備がある場所を見かけたら、

オイルストレーナーは、何処?

と探し求めてみて下さい。


ボイラー室が2階にある場合、
オイルストレーナーとオイルポンプは1階のどこかに、
オイルサービスタンクはボイラー室内に、

そういう配置になっていることと思います。
(「複式のオイルストレーナー」おわり)
posted by けろ at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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