ボイラーなどを焚く時には、
地下オイルタンク
→ オイルポンプで吸引
→ オイルサービスタンクに貯留
→ ボイラーなどへ供給
という流れになります。
この時、ポンプにゴミを吸い込まないように
『オイルストレーナー』というモノをポンプ吸込み側に設けます。
これは『複式』のオイルストレーナー。
ハンドルを動かすことによって、
2個のストレーナーを切り替えることができます。
使用してない方のストレーナーを取り出して、
清掃してから戻す。
その間も、油の供給は途切れることなく行うことが出来ます。
油の設備がある場所を見かけたら、
オイルストレーナーは、何処?
と探し求めてみて下さい。
ボイラー室が2階にある場合、
オイルストレーナーとオイルポンプは1階のどこかに、
オイルサービスタンクはボイラー室内に、
そういう配置になっていることと思います。
(「複式のオイルストレーナー」おわり)