2015年08月22日

免震余長

地下階で免震を取っている、とある施設。

この部屋の壁には、免震部分と、非免震部分との境目である
『免震スリット』が設けられています。

免震側である天井内から供給される電線は、地震時に層間変位が生じても
大丈夫なように、免震余長を取る必要があります。

この現場では、このような形で仕上げていました。
免震スリット.JPG

ちょっと見た目、苦しいのですけれども。

コンセントは裏ボックスで良かったんじゃないか、とか、
下ろしてくる電線管は1本だけにして、あとはボックス間の渡りで
良かったんじゃないかとか、
そもそもこの余長、室内じゃなくて壁の裏部分で取れなかったのかとか、
第三者的に見ると、いろいろ疑問も出てくるかも知れません。

とにかく、ここでは、こうなっていました。
(「免震余長」おわり)
posted by けろ at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 電気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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