2015年08月15日

電線の色

あらゆる建物には、まあごく少数の例外を除いては
電気が供給されています。

その電線の被覆には、いろんな色があります。

IV線.JPG
これは、IV線(あいぶいせん)。
正式には「600Vビニル絶縁電線」と言いまして、銅の電線をビニルで被覆したものです。

普通の(低圧の)電圧なら、この被覆で大丈夫、ということです。
高圧の場合には、この被覆では絶縁できず、危険です。

で、このようにいろんな色のものがあります。

2線式なら、黒・白の2本を使うのが一般的です。
3線式なら、黒・白・赤。

緑は、アース線に使います。


天井裏など、電線が見えるところがあったら、覗いてみましょう。
どんな色が使われているでしょうか?

無闇矢鱈に使われているわけではありませんので。

なお、電線をいじる作業は、電気工事士の免許所持者でなければできません。

36V以下のインターホン配線など、電気工事士ではなくても作業できる
軽微な工事については、電気工事士法施行令第一条に書かれています。
(「電線の色」おわり)
posted by けろ at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 電気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック