電気が供給されています。
その電線の被覆には、いろんな色があります。
これは、IV線(あいぶいせん)。
正式には「600Vビニル絶縁電線」と言いまして、銅の電線をビニルで被覆したものです。
普通の(低圧の)電圧なら、この被覆で大丈夫、ということです。
高圧の場合には、この被覆では絶縁できず、危険です。
で、このようにいろんな色のものがあります。
2線式なら、黒・白の2本を使うのが一般的です。
3線式なら、黒・白・赤。
緑は、アース線に使います。
天井裏など、電線が見えるところがあったら、覗いてみましょう。
どんな色が使われているでしょうか?
無闇矢鱈に使われているわけではありませんので。
なお、電線をいじる作業は、電気工事士の免許所持者でなければできません。
36V以下のインターホン配線など、電気工事士ではなくても作業できる
軽微な工事については、電気工事士法施行令第一条に書かれています。
(「電線の色」おわり)
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