2015年08月01日

冷却塔の中はこんな感じ

建物の屋上などに乗っかっていることの多い『冷却塔』。


冷房用の機械で発生した熱を、大気中に捨てるためのものです。
エアコンの室外機に相当する機器ですね。

エアコンの場合は、室内機で吸収した熱を冷媒ガスに託して送り、
室外機から大気に放熱します。

冷凍機(や、冷温水機)の場合、冷水を作るために奪った熱を
冷却水に乗せて屋上まで送り、冷却塔で開放して大気に放熱します。

いろんな形式がありますが、これは角型・開放式の冷却塔。
冷却塔外観.JPG

点検口を開けて中を覗いてみると、
冷却塔の中.JPG
補給水の水位を保つためのボールタップが見えますか?

中から上を見上げると
冷却塔のファンを内部から.JPG

タラップで本体上まで上がってみると、
冷却塔のファンを上から.JPG
モーターでプロペラファンを回すようになっているのがわかりますね。

機会があれば、覗いてみてください。
点検口をしっかり閉めるのをお忘れなく。
(「冷却塔の中はこんな感じ」おわり)
posted by けろ at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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