2015年07月01日

地下オイルタンクの据付

3万リットルの地下オイルタンクを据え付ける時。

トラックで運んできて、
地下TO1.JPG
クレーンで吊って、据え付けます。
油は入っていない、空のタンクですが、6ton近くあります。

最近では二重殻タンクが一般的かも知れませんが、今回は
『タンク室を設ける形』のタンク。
先に地下躯体を構築しておきます。
タンクの局面に合わせた台も、躯体と一緒に打設しておきます。
地下TO2.JPG

「吊り荷の下に入らない」のは鉄則ですが、
この、隙間の少ない『タンク室』の中で待ち受ける人は大変。

このような形で据え付けられます。
地下TO3.JPG
このあと、上部スラブも打設して、完全にコンクリートの箱で
覆うようにします。
ブルーシートで養生してある部分の上にはマンホールを取り付けます。

接続の配管など(給油管、送油管、返油管、通気管、制御線)をつないて、
最後に埋め戻します。

当たり前のことを、当たり前にやる。
ちゃんとできて、当たり前。
でも簡単そうで、考えれば考えるほど、実は難しい。
下手をうつと、大事故になりかねない。
そんなお仕事です。
(「地下オイルタンクの据付」おわり)
posted by けろ at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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