それなりに能力があると結構図体がデカいので、
置き場所に困ることはありませんか。
もう、恥も外聞もなく”デン”と屋上に置く場合もあるでしょう。
それはそれで、仕方のないことかも。
一方で、何とか目立たない場所にこっそりと……という考え方もあるでしょう。
外部の目線を遮断した例
地上からは、しっかり隠れているのですが。
施設利用者が上から見たら、やっぱり見えます。
もちろん、仕方のないことです。
ただ残念なのは、この例のように目隠しとの離隔が小さいと、
冷却水と大気との熱交換効率が著しく落ちるであろうということ。
冷却水、ちゃんと温度が下がっていると良いんですが。
夏場の暑い時期、冷却水温度が下がらなくって、冷凍機が異常停止
しなければ良いんですが。
そんなことになったら、暑い暑いと苦情殺到。困った事態になりそうです。
・目線から隠すこと
・機能を発揮できる環境に置くこと
決して、二律背反ではないはず。
そこが、工夫のしどころなんですね。
(「冷却塔の置き場所」おわり)