一酸化炭素中毒による犠牲者を出す例が出たりして、
大手メーカーが軒並み撤退してしまいましたが。
それでも、寒冷地ではパワフルな立ち上がりとともに、
室内空気を使わずに燃焼するFF式の暖房機が多用されています。
積雪地に設置する場合、給排気トップが雪に埋もれてしまわないよう
対策を講じることが必須です。
こんなふうに、高い位置まで立ち上げることで、埋もれる心配が
無くなります。
どのくらい立ち上げたら良いか?
その地域の積雪状況を知ることが第一ですね。
その上で、屋根勾配によって雪がどんどん溜まる場所は避ける、
吹き溜まりになりそうな部分は避ける、
換気用の外気取り入れ口近傍を避ける、
などの配慮をすれば良いでしょう。
(「FF式暖房機の給排気管位置」おわり)