使わない冬期は、点検したり、修理したりするチャンス。
でも余程大規模な修理でも無い限りはすぐに終わります。
使わない間は、しっかりと冬期養生しておきます。
冷却塔上部にカバーをかけた例。
全体にかける場合もあります。
何もせず放置されている建物も、時々見かけます。
冷却塔って、そんなに安価な機器でもありません。
ちょっとだけお金をかけてしっかり養生することで、長持ちさせられますよ。
設計図の機器表には「冬期養生カバー共」と書いておくと良いでしょう。
(夏しか使わない冷房専用のエアコン室外機なんかにも)
カバーをかけるだけじゃなくて、冷却水の管理とか、バルブ類の点検とか、いろいろ『やったほうが尚良い』ことがあります。
冷水系統のポンプや制御弁についても、手がけたいところ。
施設運用費の予算の都合もありましょうが、なるべく世話を焼いてやって下さいませ。
(「冷却塔の冬期養生」おわり)
【関連する記事】