2015年03月14日

偏心レジューサー

配管口径が変わる場合、通常は同心で口径を絞ります。

でも、液体の流れをスムーズにする必要がある場合、こんなふうに偏心で絞っていきます。
偏心レジューサ.JPG
これは、蒸気が放熱した後に液体となったもの(還水)に設けられる『偏心レジューサー』。

「レジューサー」と呼びならわしますが、今どきの書き方なら「リデューサー」でしょうか。

小さな勾配で自然流下する場合、同心にしてしまうと一部液体が滞留する部分ができてしまいます。そうすると、ウォーターハンマーの原因になったり、ゴミやスケールが溜まったりすることがあります。
でもこうすれば、液体が溜まることなく下流に流れていくわけです。
(「偏心レジューサー」おわり)
posted by けろ at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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