それぞれ個性があって面白いものです。
天井面そのものの仕上げや、壁、柱、梁との関係性などもさまざまですし、
照明器具の種類、配置、色、輝度、照度、調光などもそれぞれです。
空調換気用の吹出口や吸込口の種類や配置にも、何らかの意図が見られます。
設計図の時点で天井伏図検討が行われている場合もありますが、意匠・電気・設備の調整が無いままの図面も少なくないのでは。
現場が始まってから、総合図を起こしてああでもないこうでもないと頭を悩まし、
苦労された経験をお持ちの方も多いことでしょう。
大空間に限らず、いつでも無意識的にふと天井面を見上げてしまうワタクシなのでした。
(「賑やかな天井」おわり)