どんなモノか、どんな機能か、そういうのはググって下さいませ。各地の下水道事業者が盛んにPRしていますから、説明はそちらにお任せいたしましょう。
実際に入ってみると、こんな感じ。
どうです? 大きく感じますか? それとも意外と小さい?
公共工事って、目の敵にされることも多いですね。
消費税や所得税や医療費など、日々の生活に関わる負担額は増えるばかり。
その一方で、年金支給額も各種手当もヘタしたら給料もボーナスも、減るばかり。
なのになのに、それなのに、何十億円、何百億円という公金がいろんな公共工事に使われて、国全体では何兆円もよくわからん工事に注ぎ込まれて、土建屋ばかり潤って……。
そういう批判は少なくありませんね。
でも『無駄かどうか』は価値観によって異なることも多いものです。
建設会社にボロ儲けさせて献金を受け取る政治家が潤うことが目的だとか、
お役人様がご自分のプライドのために他の必要を蹴散らしてでも推進する事業だとか、
そういうあからさまな『無駄』なら判断し易いのですけれど、
ある人にとって必須である事が、他の人には無駄に見えたりなんかします。
イザという時に活躍するようなモノとなると、更に悩ましいかも知れません。
この貯留管もその類の施設ですが、このところ各地で豪雨災害が続いていますから、必要性の訴えが受け入れられ易くなっているのかも知れませんね。
絵を描いている人もいました。
持ち物リストに『油性マジック』と書いてあって、役所の説明担当者が自由に落書きして下さいって言っているんですから、全く問題ないでしょう。
人知れず、地下にこんなモノが作られていました。
人知れず、地下にこんな絵が描かれていました。
数百年後に発掘でもされた暁には、古代人の壁画として学術調査の対象にでもなるのでしょうか。
(「人知れず、地下に」おわり)
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