案内図が掲示されていましたので、撮ってみました。
患者さんや医療従事者、医療関係の物資、機材など、エリア区分や動線が読み取れるでしょうか。(文字が小さいので、わかりませんね)
総合病院には、この外来棟の他に手術や中材、病棟、エネルギーなど、他にも多くの構成要素があります。
ともすると増築に増築を重ねて、慣れた人でなければ迷子になってしまうような所も少なくないのでは。
でも、丸々新築(または建て替え)するような場合には、いろんな配慮をして計画することができます。
ただ、医療とは時代とともにどんどん変わっていくもの。
数十年後に、どのようになっているか。想像に難いものがあります。
現時点の知見に基づき、将来的な要素を精一杯空想しつつ、予算の制約等にも縛られながら、計画を(平面も構造も設備も電気も)まとめていく。
結果論的な評価にならざるを得ない面もありますが、なかなかやり甲斐のある面白い仕事ですよね。
(「総合病院外来の平面計画」おわり)