径が600mmφくらいだったかな?(忘れました。すみません)
構造は、いたってシンプルですよね。
羽の微妙な形状などに、メーカーさんのご苦労が詰まっているんでしょう。
架台ごと天井吊で設置するんですが、重量も結構あるので難儀します。
こんな重たいファンが、あと施工アンカーで天井吊設置されたりします。
アンカーや鋼材の計算もしますし、計算結果を踏まえて十分な余裕を持った吊り方をするのですが、はてさて肝心のコンクリート躯体がどういう状態なのか不安なこともあります。
たまたま、アンカーを打った部分のコンクリートの質が悪かったら……?
平成26年4月1日施行の基準法改正で、天井脱落対策に係る基準が示されました。
天井材も重たいのですけど、天井裏に吊られている諸々の設備機器類も結構な重量を有するものが少なくありません。
『シロッコファンなら、4番以上のものは天吊にしない』などの設計ポリシーを持つ方もおられますし、機械室面積が勿体無いから300〜400kgでも基本的に天井吊にする、という思想の方もおられます。
支持の方法・振れ止めの付け方など手法はいくらでも考えようがありますから、より安全な、フェイルセーフの観点で、設計(もちろん施工も)出来れば良いのではないかと思います。
(「軸流ファン」おわり)