2014年07月05日

資格者団体

建築系にはいろいろな資格がありまして。
そして、それぞれの資格に「○○士会」なんていう、資格者団体があったりするのです。

そういう団体に関わっていると大抵出てくるのが「組織率」すなわち「資格者の入会率」なのではないでしょうか。

「○○士たるもの、○○士会に入るべきである!」

そういう議論が出てくることも、あります。

 ペーパードライバーならぬペーパーライセンス所持者が不祥事を起こすこともたまにありますし、ただ資格を「取っただけ」よりも、資格者団体に加入して何らかの形で社会に貢献する活動をするのは、良い事なのだと思います。

 ただ、困ったことに、建築系にはいろいろな資格があります。建築『設備』系に限っても、結構たくさんあります。

○○士会
△△士協会
□□工学会
◇◇事務所協会
▽▽技術者協会
◎◎会

全部入っていてはカネが持ちません。年会費だけで凄いことになってしまいます。

 かくして、取捨選択することになります。というか、せざるを得ません。で、ワタクシ個人としては、年会費20,000円の資格者団体と、年会費10,800円の工学会、業務関連団体に入るだけでとどめているのが現状です。

 仕事関係以外でも、某福祉団体であったり、某法人であったり、何かと関わりがあって年会費を払うようなものもあり。なかなか、難しいところですね。

 弁護士会のように法的に強制加入とされている会ならともかく、そうではない会は各人の裁量で入会を選択するわけですし。


諸々の学協会が、
 某省天下り先としての機能よりも、
 某大手企業の代弁者としての機能よりも、
 会員や協賛企業からの集金機能よりも、
社会のため会員のために資するものであったら良いなぁと思うのでした。


みなさんは、どのくらいの関連学協会に入っておられますか?
年会費に総額幾ら払っていますか?
なぜ? 何のために? そしてその価値は……?

(「資格者団体」おわり)
posted by けろ at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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