2014年05月31日

吹抜空間の吹出口は

一級建築士製図試験には、たいてい吹抜やスパン飛ばしの大空間が出てきます。

そのような場所で良く使われる吹出口は、『ノズル形吹出口』です。
到達距離を大きく取ることができ、空調空気を空間全体に行き渡らせるのに適しています。
Nozzle.jpg

これ以外は使っちゃダメということはありません。
他の形式の吹出口も使えるし、何なら独自にデザインして製作することだってできます。

この画像でノズル本体は白いのですが、その奥は黒くなっていますね?
見えがかりとなるダクト内面に黒色塗装を施すようにすると、亜鉛鉄板ダクトの鈍い金属光沢が気にならなくなります。

もっとも、一般の方はそういう事に気づくことは稀でしょう。
建築士受験生の方々でも、公共施設などに『ノズル形吹出口』が良く使われていることに気づかない方も少なくないようです。

円形に限らず、楕円形などの製品もあります。
ellipse-nozzle.jpg

(「吹抜空間の吹出口は」おわり)
posted by けろ at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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