「せつびのブログ」なんだから、設備のことだけ書いていればよいではないか。
なぜ、設備屋 けろ は、いつまでもギャーギャー叫ぶ(書く)のか。
設備屋なんだから、設備以外の事に口出しするのはずうずうしいのではないか。
たぶん、疑問に思われる方がほとんどでしょう。
「くどいんじゃないの。」
「しつこいんじゃないの。」
一般的な反応だと思います。
設備などという、建築業界では片隅の領域。
しかもさらにマイナーな「設計」の領域。
「だれもそんなことを気にも留めない部分で叫んでいても、意味ないじゃん。
なに文句言ってんのさ。」
「仕事が減って生活が成り立たなくなると困るから、わめいてんでしょ。」
いろいろ、ご意見もあろうかと思います。
けれども、叫ばないわけにもいかない。
業界に入ってから、ずっと感じ続けてきた、建築士制度の不思議。
それが、制度改正議論を通じて、ますます変な方向に進んできてしまっているから。
ワタクシとしては、
内臓のことを無視して、身体を論じているようにしか思えない。
(設備) (建築)
結局、建築家のためにもならないし、
建築主のためにもならないし、
エンドユーザーのためにもならない。
もちろん、設備屋さんやワタクシのような設備設計者のためにもならないけど。
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「改正案のままでは、制度がうまく動かないに決まってるから、設備に関しては結局今までどおりの運用でいくんじゃないの。」
そう高をくくっている同業者も、結構います。
付帯決議に書かれたように、「建築設備士について有効活用と関係規定の適切な運用を図る」そうですし。
(何回読んでも、よく意味がわからない文章ですが。)
でも、どうかなぁ。
国中が、殺伐としてきてしまっている現状。
今までどおり、なあなあでいくのかなぁ。
だから、ひとまず叫んでおくしかないように思うのです。
まあ、何か問題が起きたときに「ほらね」と言うための、「アリバイ作り」みたいなものでしょうか。
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この、訪問者の少ないブログでごにょごにょ書いていても、
大した効果も意味も無いのですけれどもね。
(「片隅で、叫ぶ。」おわり。)
ワタシも設備関係の末席なので、書かれている事はよく解ります。
叫ぶことに大した意味もないと書かれておりますが、そんな事はありません。
たとえ一旦決まった制度が変わらなくても、知らせることに意味があると思います。
「フォーラム」でお見かけするmasaさまでしょうか。
「意味がない」と書きつつ、でも叫び続けています。
意匠屋さんはともかく、設備屋さんも改正の事実を知らない方が多いようです。
改正法が施行されてから大騒ぎになるよりも、施行前に問題を訴えたほうが何らかの対策が取れるだろうという趣旨で、書き続けるつもりでおります。
これからも、よろしくお願いいたします。
あ、けろさんがそう言うんなら
自分だって
内装などという、建築業界では片隅の領域。
ということになります。
協働しないと、ケンチク出来ない複雑な様相ですから、
叫び続けることこそが求められているんだと、
身勝手な自分は思っています。
また、色んな職能の人たちの意見を真摯に聞くこと、
こそが1級建築士に求められている職能のひとつだと、
解釈しています。
「協働」によって、より良いものをみなさんに提供していきたいものです。
さっき会ってきた一級建築士さんも、「オレたちの仕事は技術的なものというよりも、対人間の付き合いなんだよな」とおっしゃってました。