2006年12月30日

汚水槽。

排水元が放流先よりも低い位置にある場合には、水槽に一度溜めてからポンプで汲み上げることになります。

便所排水を溜めるのが、汚水槽。
その他雑排水なら、雑排水槽。
湧水を溜めるのは、湧水槽。
雨水なら、雨水槽。
ぜんぶまとめて、排水槽。

たいてい、コンクリート躯体で作られています。
ピット部分を充てることが多いのですね。

昔は、飲料水用の受水槽も、ピット利用をしていました。
(既存不適合で、現在でも使われている建物も少なくはありませんが。)

恐ろしい例として、飲料水用の受水槽が汚水槽と隣り合っていて、それぞれの防水層の劣化と躯体のひび割れとが相まって・・・・。
そういう事態も皆無ではなかったのでした。

雑用水(便所洗浄水)に使用する雑用水槽は、現在でもピット躯体を利用する場合も多くあります。

とは言え、各所に飲料水を送るおおもとであるところの水道事業者の「配水池」は、躯体にコンクリート水槽であることが多いのですが。


で、汚水槽。
PICT0201.jpg

ステンレスタラップ。

汚水汚物用水中ポンプが2台。自動交互並列運転になります。

引上げ用のチェーン。

水位検出用のフロートスイッチ。


写真では表現されていませんが、当然かぐわしい(?)香りが伴うのでした。


点検や清掃、ポンプメンテナンスなどのため、下に降りていくのは大変です。

うっかり足を滑らそうものならば・・・・ドボン。


もちろん、あらかじめポンプ運転下限水位まで汚物・汚水を排出しておくことは、必ずやりますけど。(そんなところで溺れたくはない。)

発酵により槽内の酸素濃度が低下していることもありますので、注意が必要です。

(「汚水槽。」おわり。)

posted by けろ at 09:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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