工事費に関しても、そうです。
98m2で5,000万円の3LDK
98m2で2,500万円の3LDK
2つの選択肢があったら、文句なし後者が選ばれる。
そういう文化があるように思います。
安くて、見た目きれいであれば、それでOK。
建物って、そんなもの?
そんなんで、いいんでしょうかね。
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設計料についても、そうですね。
特に有名な建築家でもない限り、設計料なんて安ければ安いほうが
良い、なんて具合です。
妙な単価まであったりして。
m2あたり何円とか、工事費の何%とか、図面1枚あたり何円とか。
設計って、そんなもの?
そんなんで、いいんでしょうかね。
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ま、すべての価値観はカネに換算できる、なんて豪語する人も
いますしね。
配偶者を年収の多寡で選ぶ、なんてこともあるくらい。
これが、我が国の文化、だとしたら、ちょっと淋しい。
・・・けど、現実かな。
(「発注文化。」おわり)
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高いか安いか、よ〜く分かります。
営業に行くとみなさん口々に「木はいいけど高いからね〜、鉄骨並みにならないの?」
いいと思うなら使ってくれよ〜!
やっぱ金かよ〜!
と思うことは多々あります。
無事突破ください。
「無い袖は振れない」
のは仕方ないけれど、
「袖があっても振りたくない」
という印象を受けますよね。