温度計。
http://www.hyoda.co.jp/search/info.php?products_id=57&pid=1
圧力計も、似たようなものですが。
http://www.yamamotokeiki.co.jp/aturyo.htm
流量計になると
http://www.tokyokeiso.co.jp/products/flow/20air_c/cfw/index.htm
それぞれに、いろんな種類があります。
上に紹介したのは直読式ですが、デジタルでデータを取り、中央監視室のモニタで表示するものもあります。
何でこんなものがついているのでしょうか?
それは、設備システムの健康診断のためです。
どこかに不具合があった場合、その原因を探るためには、これらの計器が役に立ちます。
(上のような設備系の機器のほかに、動力盤に設置される電圧計や電流計も重要です。)
ある程度大きな規模な施設になると、各計器の指示値を定期的に記録しておきます。すると、異常が生じた場合に、どこが問題なのか素早く発見することが出来ます。
記録がない場合でも、異常時に現場に出向いて、計器類の指示値を見ることで、原因の推定がしやすくなります。
逆を言えば、何か問題が生じないと、あまり役に立たないと感じられるモノでもあります。
で、取り付けを省略してしまうと、何かあったときになって原因究明に手間取る、もしくは原因が特定できない、ということになります。
でもまあ、費用が伴うこと。
その建物にどのような計器がどの程度必要か、設計者が良く吟味して図示したら良いですね。
工事費をあまりタタかなければ、良心的な設備工事屋さんなら、仕様書や図面に記載されていなくても必要なものは付けてくれます。でも設計者としては、図示しておいた方が良いですよね。
(「温度計、圧力計、流量計。」おわり)