2006年08月11日

建築士試験内容案(1)

世間が「建築士」に対して持っているイメージ具体化すると、建築士の試験は
こんな風になるんじゃないか、と考えてみました。

【注意】
 すでに建築士を取得しておられる方や、挑戦中の方は、読まないほうが良いかも知れません。
 ご気分が悪くなる危険性があります。以後は、自己責任にてご覧下さい。


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***学科試験***

【五者択一問題】

・建築に関連するあらゆる諸技術について、建築士として必要な一般的専門知識を問う
 (○×で回答できる程度の知識)。

・現行の問題の他に、構造、空調衛生設備、電気通信設備、昇降機設備、その他建築に関連する
 諸技術の設計、施工、積算にかかわる実務知識一般を問う問題を出題する。

・材料工学、構造力学、機械工学、電気工学、電子工学、熱工学等に関する基礎知識を問う計算
 問題を出題する。

・既存建物の診断や改修にかかわる素養を問う問題も出題する。
 (X線画像の読み取り、超音波探傷画像の読み取り、劣化写真に対する所見など)

・出題される計70問から、50問を選択して解答する。


***学科試験***

【記述問題1】

・建築に関する一般事項について、提示された10項目の中から5項目を選んで記述する。

 (例題)
 次の10問題のうち5問題を選んで解答せよ。(各1,600字以内)

  1.構造担当の一級建築士による構造計算書偽造事件に関連して、事件の経緯と背景、今後の
   対策について、客観的事実を踏まえて、建築士の立場で論ぜよ。

  2.シックハウス症候群について概要を説明し、その対策を何例か列挙し、それぞれの長所短所
   について論ぜよ。

  3.ライフサイクルコストについて概要を説明し、その低減のための方策について論ぜよ。

  4.PFI事業について概要を説明し、類型ごとの特徴を論ぜよ。

    (以下略)


***学科試験***

【記述問題2】

・建築に関する専門事項について、提示された10項目の中から2項目を選択して記述する。

 (例題)
 次の10問題のうち2問題を選んで解答せよ。(各2,400字以内)

  1.大規模地震動に対する鋼構造物の耐震設計法の現状と課題を述べよ。

  2.事務所建築物を共同住宅としてコンバージョンを行うに当たり留意すべき事項について、意匠、
   構造、衛生設備、空調換気設備、電気設備の各々について簡潔に述べよ。

  3.超高層オフィスビル(地下4階、地上50階、基準階面積7,000u)の動力幹線計画において、
   幹線系統方式を定め、その根拠を述べよ。

  4.コンクリート構造物のLCCを考慮した耐震設計について概念を示し、その確立に当たっての
   課題と今後の展望についてあなたの意見を述べよ。

  5.都市における建築物の屋上緑化の意義について述べるとともに、計画・設計上の留意点に
   ついて記述せよ。

  6.飛鳥時代から室町時代に至る日本の建築の変遷について記述し、現代の建築に応用できる
   点について論ぜよ。

  7.市街地に建つ診療所等のある集合住宅(地下1階、地上5階建)における、利用者動線を考慮
   したゾーニングについて論ぜよ。

   (以下略)


学科試験の試験時間は、計7時間。
  9:30〜12:30 【五者択一問題】
 (12:30〜13:30 昼休み) 
 13:30〜17:30 【記述問題1】【記述問題2】

この試験において、各区分ごとに一定の水準(得点60%くらい)以上であり、かつ合計点が一定の水準(得点70%くらい)に達した者を、学科試験の合格者とする。

学科試験合格者は、その年度の製図試験の受験資格を得る。


(「建築士試験内容案(2)」につづく)


※ 上記例題の解答例を募集します。我こそは、と思う方は、コメント欄にお書き下さい。
posted by けろ at 00:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築士試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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