熱源機が、いよいよダメになってきている。
一般的な耐用年数は、とうに過ぎている。
部品交換などで、だましだまし使ってきたが、いよいよどうにもならなくなってきた。
これを、更新することを考えなければならない。
しかし、そう簡単な話ではない。
熱源機械室は、何と、地下3階。
そして、搬入口が無いのだ。
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建設時には、地下躯体を築造する際に、搬入用のダメ穴を開けておいたはずである。
しかし、それは飽くまでも仮のダメ穴。機器の搬入後に、ふさいでしまっている。
なおかつ、地下1階・地下2階は、通常の部屋である。
1階部分は車路だが。
既存の機器は、最悪、機械室内でバラして、階段経由で搬出できる。
しかし、新設機器は、そういうわけにはいかない。
バラバラで運んできて機械室内で組み立てようにも、基本的なパーツの大きさが結構大きいので、限度がある。
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どうするか。
1階車路の舗装を剥がして、躯体をはつり、大開口を設ける。
地下の部屋を壊して、地下1階床及び地下2階床にも、大開口を設ける。
そして、そこから搬入するしかない。
階高の制約もあり、クレーンでの荷おろしも、相当困難である。
構造的にも、大変ダメージを与えてしまう。
適切な補修と補強をしなければならない。
しかし、こうでもしなければ、熱源機の更新ができない。
こういう造りになっている以上、致し方ない。
最初から、更新時には躯体をぶっ壊す前提で造られていたのかどうか。
設計者に(施工者にも?)聞いてみたいところでもある。
が、担当の方は、ご存命であろうか・・・。
(「搬入口が、無い。」おわり)
ぎゃ〜〜っ、去年の問題みたいだぁ!
上階が何階建てか分からないけど、以外に設計者は「その時は建て替えさ!」くらいの気持ちだったのかも・・・。
この物件は、本当に穴開けて入れ替える予定なんですか?差し支えなかったら教えてくださいね。
オーナーさんにとっては、いい迷惑ですが。
本物件は・・・・。
詳しいことは書けませんが、とにかく入れ替えるしかありません。でないと、冷房なしの建物になってしまいますから。
構造屋さんといろいろ検討しつつ、最善かつコストのかからない方法を探っているところです。
(意匠屋さんの出番は、復旧時の内装くらいです。)
ところで、えっとバトンなるものがやってきまして、けろさんにもお願いしたいのですが・・・。
時間あるときにでも、よろしくであります♪