亜熱帯から亜寒帯にわたる、気候風土の多様な日本。
気候が違うと、「建築」や「設備」も違ったものになります。
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北海道観光に行かれた方、住宅を見て、違和感を感じませんでしたか?
北海道の住宅は一般的に(例外ももちろんありますが)、
・瓦屋根がない
・雨戸がない
・雨どいがない
・二重サッシになっている
・風除室がある
・煙突がある(これは、比較的古い家だけかな)
・灯油タンクがある(灯油暖房や灯油給湯をしている場合)
・水道メーターがとても深い所に埋まっている
・水抜栓がある
・屋内の水道管に水抜き時の空気取入用の蛇口がついている
蛇口が上に向いてついているなんて、変に見えるかもしれませんが、工事ミスじゃないですよ。
もちろん、画像が上下逆なのでもありません。
水抜きをする際、この蛇口を開けると、ここから空気が入ってスムーズに水が抜けるのです。
(「ところかわれば、設備もかわる。(2)」につづく)
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