待ち合わせなどで少しヒマがあったりすると、壁や床も見てみます。
パネルヒーターや、コンセント、消火栓、スイッチ類。
古いビルだと、配管が露出で何本も通っていたりします。
最下階の床には、床点検口もついているはずです。場合によってはマンホール。もう、何十年も開けていないような点検口は、枠もつぶれて床と一体化していたりします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
天井面には、空調・換気以外にも、
照明器具、スプリンクラーヘッド、火災報知機、スピーカー
などなど、いろいろなものが所狭しと付いています。
場合によって、天井にもコンセントがついていたり。
初心者編は、トイレの天井。
トイレには、臭気除去のために必ず排気がありますから、探してみては、いかがでしょうか。
どういうところから排気を取っているでしょうか?
また、排気をするということは、どこかからか空気が流入して来るはずです。ドアの無いトイレなら、廊下から。ドアがある場合には、ドアガラリがついていたりします。
ドアガラリ以外にも、パスダクトを通して天井面に吹出口を設けたり、場合によっては顕熱交換換気扇などを設置して給排気を同時に行っていることもあります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
普段は天井内や壁の中や床の下に隠れていて全体像が見えない設備ですが、気をつけて天井を見てみると、それらをイメージする手がかりがつかめてきます。
建物に入ったら、まず、
「上を向いて、歩こう。」
(「上を向いて、歩こう。」おわり)