なぜ見るかって?
推理するんです。
「設備屋のサガ」と申しましょうか、他の設備屋さんもそんなことを言っておりました。
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この建物の空調方式は何だろう?
空冷パッケージエアコンの室内機なんかがカセット形でついていれば、一目瞭然。
そんなときは、壁のリモコンを探します。そして、建物を出るとき、室外機の置いてありそうな所を、見当をつけます。
水熱源ヒートポンプがカセット形でついていれば、温熱源について思いを巡らせます。その燃料は何かな、と考えます。熱を捨てるための冷却塔がどこにおいてあるか見当をつけ、建物を出る時にそのあたりを見てみます。
煙突、オイルタンク、ガスメーターなどがあると、熱源についても確認することが可能です。
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天井に、直接空調の機器がついていない場合には、吹出口や吸込口があるはず。
(「上を向いて、歩こう。(2)」につづく)
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