2006年07月09日

何の変哲もない、二酸化炭素。(7)

(「何の変哲もない、二酸化炭素。(6)」からの続き)

しかし実際には、建物を計画する際に、PAL値がどうだ、ということが顧みられることは少ないようです。

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本気でいろいろ実現を目指したら、すべての建物はおわんを伏せた形の半地下構造で、小さい窓がぽちぽちとついたような、そんな風になってしまいます。(昔のアニメの未来都市?のように。)

それではあまりにも・・・。


ということで、「バランス」が必要になるのです。デザイン的要素居住性の要素、そしてエネルギー的要素。それぞれを良く吟味して、建築物が計画されていけば、よりエネルギー消費の少ない建築物が増えていくはずです。


ただし、こんな悠長なことを言っていられるのは、

「すぐには大問題にはならないだろう」

という楽観的な考え方でいられるからこそです。もしも、

「今すぐエネルギー使用量を減らさなければ、来月から気候が激変して、来年には人類が滅びる!」

という切羽詰った状況ならば、デザインも居住性も何もあったものではありませんね。


でもね、「来月から気候が激変しない」という保証は、どこにもありません。ほんとうは。

ひょっとすると、もう、手遅れなのかも知れません。

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ともかくも、「温暖化防止」を目的とするなら、いかにエネルギーを使用しないか、という方向性で考える必要があります。


二酸化炭素(だけ)のせいにして、責任を押し付けるだけでは、いけません。

「エネルギーの使いすぎ」こそ、最も重要な要素なのですから。


(「何の変哲もない、二酸化炭素。」おわり)

posted by けろ at 20:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
真剣に考えないといけないね
Posted by 林田力也 at 2006年07月09日 20:28
林田さん、ご来訪ありがとうございます。

> 真剣に・・・

そうですね。
Posted by けろ at 2006年07月10日 11:12
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