温暖化の一番の要因は、「エネルギーの使いすぎ」です。
二酸化炭素は、エネルギーを生み出すときの副産物なのですから。
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ある物質 + 酸素 = エネルギー + 変化した物質 + 二酸化炭素
という感じで、エネルギーを取り出すときに、二酸化炭素も出てきてしまうのです。
体の中の栄養 + 酸素 = 生存に必要なエネルギー + ゴミ(排泄物)+ 二酸化炭素
燃料 + 酸素 = エネルギー + ゴミ(排ガス) + 二酸化炭素
となるわけです。
産業の発達と社会の発展に伴って、大量のエネルギーを必要とするようになり、それに伴って大量の二酸化炭素が出てきました。
二酸化炭素の発生量が増えてきた、というのは、つまり「使うエネルギー量が増えてきた」ということでしかないのです。
だから、発生する二酸化炭素を減らそうとしたら、根本的には使用するエネルギーを減らすしかないんですね。
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(「何の変哲もない、二酸化炭素。(3)」に続く)