2006年07月04日

何の変哲もない、二酸化炭素。(2)

(「何の変哲もない、二酸化炭素。(1)」からの続き)


温暖化の一番の要因は、「エネルギーの使いすぎ」です。
二酸化炭素は、エネルギーを生み出すときの副産物なのですから。

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ある物質 + 酸素 = エネルギー + 変化した物質 + 二酸化炭素

という感じで、エネルギーを取り出すときに、二酸化炭素も出てきてしまうのです。


体の中の栄養 + 酸素 = 生存に必要なエネルギー + ゴミ(排泄物)+ 二酸化炭素

燃料 + 酸素 = エネルギー + ゴミ(排ガス) + 二酸化炭素

となるわけです。


産業の発達と社会の発展に伴って、大量のエネルギーを必要とするようになり、それに伴って大量の二酸化炭素が出てきました。


二酸化炭素の発生量が増えてきた、というのは、つまり「使うエネルギー量が増えてきた」ということでしかないのです。


だから、発生する二酸化炭素を減らそうとしたら、根本的には使用するエネルギーを減らすしかないんですね。

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(「何の変哲もない、二酸化炭素。(3)」に続く)

posted by けろ at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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