2006年07月01日

建物診断。(5)

(「建物診断。(4)」からの続き)

設備屋は、防水については、あまり詳しくありません。
設備屋は、外壁タイルについては、あまり良くわかりません。
設備屋は、限界耐力については、計算できません。

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でも、設備関連のことでしたら、意匠設計や構造設計をされている方たちよりは、多分詳しいと思います。

建物の光熱水費をどうやったら減らせるか、少しは相談に乗ることができると思います。

室内空気質の改善について、具体的な提案と、積算ができると思います。

もちろん、意匠設計をされている方で、設備にも造詣が深い方はいらっしゃいます。ですから、診断を受けようとするときには、何を見てもらえるのか、その人は何が専門なのか、何が得意なのか、いろいろ聞いてみたらいいと思います。

何でも大丈夫ですよ。おまかせ下さい。」

そういう方がいると、一番いいのですけど。建物規模が大きくなると、なかなかそうもいかなくなってきます。

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手術を受けるなら、お医者さんにも聞きますよね。

「いままで何例くらいの術例がありますか?」
「成功率はどのくらいですか?」
「どんなリスクがありますか?」

って。

「わたしは皮膚疾患が専門でして。」というお医者さんに、心臓手術をしてもらいたいとは思いませんよね。その方がいくら世界的な皮膚疾患の権威だったとしても。
(医師免許保持者ですから、資格としてはOKですけれども。)

うちの子が心臓手術を受けたときは、執刀する先生は、そりゃもう具体的にいろいろ説明して下さいましたよ。術後も、説明のスケッチとともに、詳細な状況を書いて渡して下さいました。

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設備に関する「建物診断」について、イメージが湧いてきましたか?


(「建物診断。」おわり)
posted by けろ at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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