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建物の診断も、どの程度詳しく調査し診断するのか、吟味が必要です。時間と費用に応じて、オーナーさんの危機感に応じて、良く考えるべきでしょう。
外壁のひび割れ、タイルの浮き、防水の劣化、内外装の汚れ
そういった内容も、目視検査(見て調べる)と、いろいろな機器を駆使した検査とではかかる費用も違います。(もちろん、検査の結果判明する内容の詳しさも違います。)
昨今問題となった構造強度に関しても、設計図から耐震性を再計算する、といったものから、「本当に設計通りつくられているのか」という視点から、目に見えない(コンクリートに埋まってしまっている部分)まで装置を使って調査する、というものまで、さまざまです。
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建物の「内臓」である、各種設備(給排水、給湯、消火、ガス、冷暖房、換気、など)や、「神経」である電気設備(照明、コンセント、電話、テレビ、火災報知、放送、など)、その他の設備(エレベーター、防災、警備、など)についても、おおまかに全体を調べる場合と、ひとつひとつについて詳しく調べる場合とで、費用(と、手間)がものすごく違ってきます。
また、建築基準法や消防法などの関係法令は、建物を建てた後にどんどん改正されていきますから、果たして現在の建物が法令に適合した状態であるか、という観点も、重要な要素です。
「耐震偽装」で、不適合とされたマンションの方々は大変な思いをされたことと思いますが、実は、現在の耐震基準ができる以前に建設されたマンションで、現在の基準を満たしていないものは相当数あるわけです。でもそれらの建物は、特に退去や立替、補強などの措置なく、普通に使用されているものも多いのです。
というわけで、「建物診断」をお考えの場合、「何を、どこまで」調べて診断してもらうのか、よ〜〜〜く考えてみるべきです。特に、マンションの管理組合で、修繕計画について担当しておられる方は、吟味が必要です。
(「建物診断。(4)」に続く)
建物診断ですか。もうかなりの数の不適格物件出そうですね。
さてさて、勉強のほうはどうですか?
法令集は毎日ひらいてますかー?
やっぱり法規は、全ジャンルリンクしてきますからねーー。とにかく毎日開いて手になじませないと!!
設備関連もかなりの条文ありますよね。
さーー、残りわずかでいよいよ7月!!
勝負ですね!がんばりましょう。
皆さんに触発されたのと、営業も含めて、設備をアピールする必要もありまして。
仕事の片手間に勉強してるのか、
勉強の片手間に仕事をしているのか。
どっちも全開でやらないといかんのですが、体力が・・・。
とにかく、がんばります。