間取りや内装、外装などを取り扱う「意匠(いしょう)」、
昨秋より話題になっている「構造」、
ここまでは、一般に認知されていますね。
(構造は、昨秋から急に、ですが。)
このほかに、「設備」という領域があります。
設備も、「機械設備」と「電気設備」に大別されます。
「機械設備」とは、冷暖房、空調、換気、給排水、給湯
などなど、中に居る人間の居住環境を整えるものです。
「電気設備」とは、照明、コンセント、電話、テレビ、
インターホンやLANなど、やはりこれも現代の生活
には欠かせないものです。
からだに例えて言うなら(ちょっと強引ですが)、
「意匠」→からだつき、パーツ(手、足など)、皮膚、衣装、髪型
「構造」→骨格、筋肉
「機械設備」→内臓、血管、
「電気設備」→脳、神経
のようになるでしょうか。
つまり、「設備」という領域も、建築物にとっては重要な役割を
果たしています。あなどるわけにはいきませんよ。