年末年始なく仕事に明け暮れて、いつの間にか、年が明けた感じです。
この御時世、仕事があるのはありがたいことです。
お金もそれなりに伴うととてもありがたいのですが、なかなかそうなっていないのが辛いところ。
さて、今年の製図試験に向けて、「ユーザープランニング」に挑んでみようと思います。
http://www.ura410.com/03_seizu/user_P/setumei_u_planning.htm
いえ、参加するのが遅すぎるんですけど、何とか〆切に間に合いました。試験翌日に8割方再現図を起こして、そのまんま放置してしまっていたものに追記して出しました。本当はこんなことじゃいけないんですけど。
でも仕方ありません。そういうヤツなんです。
初回の製図試験は、正直「受けただけ」に過ぎませんでした。ランクはどういうわけかUを頂戴しましたが、プランとしてはグダグダでした。1階エスキスが全然変で納得いかない状態でしたが「このままでは未完になってしまう」というギリギリの線であきらめて作図にかかっちゃいましたので。
毎年「標準解答例」を見てケチつけていましたけど(今回も設備的には付けどころはありますけど)、プランニングという面では「なるほどなぁ」と感心した面があるのも否めません。自分でヒーコラ悩んだからこそ、そう思えるんですね。まあでもあれは「後だしじゃんけん」以外の何物でもない(そもそもグー・チョキ・パーの力関係を公開してくれない)ので、良くて当然のはずなのですけど。
と同時に「やっぱり意匠設計の試験なんだよなぁ」と改めて実感しています。当たり前ですが。
「設備についての知識も問う」ということですが、知識もなにも……。意匠に置き換えるならば「人間が使う建物には、入口があるんだよ」とか「屋根がないと雨がはいってくるよ」とか、それっくらいの「知識」だけあればいいんだよね、という感も無いではありません。
「やっぱり、設備屋はお呼びでない」
なんて僻みも出てくるのですけど、不思議なもんで何かが「見えて」くると「なるほど、これもこれで面白いかも」なんて変な気も起きてくるようです。
その上で「不合格ね」と言われると、「んじゃ、見返してやろうか」という妙な欲も出てきたり。
もうちょっといろいろ取り組んだら、もっと見えてくるものがあるんじゃないだろうかなんて期待感も出てきたり。
というわけで、取っ掛かりとして「ユープラ」を選んでみました。
さて、どうなることか。
……と言っても、やはり本業が大事で、それに食ってかなくちゃなりません。独り身ならまだしも、家族持ち。どのくらい取り組めるかは霧の中です。
「そういう人はゴマンと居る。でもみんな一所懸命に取り組んでるんだ。四の五の言わずに頑張れっ!」
そんな声もあるんでしょうが、ワタクシの性分には合いません。
「つかみ取るんだ」というよりも「くれる、っていうんならもらうし、『まだそのレベルじゃない』ってんなら仕方ないや」というスタンスです。
が、「どういう場合にくれそうか」くらいは考えといた方が良さそう。特に変な試験なので。
ボチボチ、頑張りたいと思います(っていう頑張り方があるかどうかは知りませんが)。
あ、再現図に「避難階段への歩行距離と経路」を描き忘れてます。
あれま。
実際には、ちゃんと描きました(何mと書いたかは、忘れた)。
けど。いずれにせよ。
これでランクUもらえちゃうとは。
よくわからん採点基準ですこと。
2010年01月10日
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