徹夜明け。
終わらぬ仕事に呆然としつつ、8:30頃、JAEICのページを訪ねてみると。
……重い。
やっぱり、受験生(や関係者や資格学校など?)のアクセスが沢山あるんですね。けど、この時点では未発表。
後刻、名簿PDFを見ることができました。あまり期待していませんでしたが、やはり受験番号と名前は有りませんでした。ワタクシの周囲の番号はゴソッと抜けてます。
翌日、通知はがきが来ました。翌日着いたってことは、早めにハガキを投函したのでしょうか。
ランクはUだそうです。
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製図初受験の今回、準備不足。これに尽きます。
どのくらい準備不足かって……?
他の受験生に激怒されそうなくらい。
良く受けに行ったなぁ、というくらい。
試験ナメてるのかぁ? というくらい。
これで通ったら、JAEICのメンツ丸つぶれというくらい。
一発失格のランクWでなかっただけ、「未完」を(辛うじて)避けられただけ御の字、という実態でした。
まあ、事情はいろいろあったんですけど。もちろん、他の側面ではそれなりに取り組んだ部分もあったのですけど。……というわけで、来期再チャレンジです。たぶん。
実を申しますと、まともに時間を取って課題文に取り組んで最後まで図面・要点を描いたのは、本試験が『初めて』なのでした。過去問を見たり、チビコマ練習(専門用語?)とか、エスキース練習とか、部品とか法規とか構造とか情報収集とか、そういうのは結構やってたんですけどね。「まとまった時間」を取るだけの余裕がありませんでした。言いかえれば、「まとまった時間」を何とか確保して取り組むほどに、優先順位を高くして取り組んでいなかった、ということです。今後、優先順位が上がるか……? ちょっと無理かな。やっぱり「生活が第一」でしょう。家族は武士じゃないんで、食わずに「高楊枝」とカッコつけるわけにいきません。
来期は5回目(製図は2回目)。いい加減、受からないと受験料が勿体ないか。良い勉強(くだらん勉強も少なからずあるが)にはなっていますけど。
……せめて、何度も完成図面を作って、それなりに要点を押さえていると確信できるような、そんな取り組みをして臨めればいいなぁ、と思ってみたり、できるかなぁと自信が無かったり、イマイチ勢いに乗れなかったり、意欲が急速に減退してきたり……。
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たまにお世話になる事務所の設備担当者が合格していました。
優秀な方だから当然と言えば当然ですが、でもやっぱり大したものです。
「ワタクシ設備屋なんで……」の言い訳は、そろそろ消費期限切れのようです。
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「せつびのブログ」になってないなぁ。少しは、「せつび」に触れねば。という今日この頃です。
でも、初回製図でランクUは立派な成績だと思います。
今回は、新制度初めての設計製図の試験という事で、採点基準は非常に難しかったと思いますが、結果的には例年通り、細かな部分の減点の積み重ねでランクT・Uの区分が行われたようですね。
ランクWは10%という事で、細部の完成度もしくは、無理の無い計画で図面を確実にまとめる事が重要だったようです。
当初の予測では、計画上南側の事務室はありえないとの意見も出ていましたが、実際は標準解答例でも南側事務室を採用しているので、建築計画的には、動線(避難経路等)を重視していれば合格という事のようです。
私の所属している事務所でも、初回合格が2名でているので、ある意味教科書的な計画レベルをしっかり理解している事が重要なのでしょう。
来年度は、新制度受験者だけの設計製図となるので、ここら辺の判断はまた変わるかもしれませんが、一級建築しとしての資質は、建築基準法を理解して、適切な空間構成・構造計画・設備計画を行える事なので、課題をおおきく変える事はないと思います。
来年に向けて、着々と設計製図の準備を進めてください。
私は、学科からなので、製図まで手はまわらないかもしれません。
秋以降、業務上難儀しておりまして。
ランクUでもWでも不合格に違いはないので、「大チョンボは免れた」程度に考えています。
制度の早急な改善は望むべくもないので、設備屋としては頑張るしかないんでしょうね。
「設備一級」の設備領域における活躍の報は、一向に耳にしません。ハンコ押す以外に、役に立ってるんでしょうか。御社ではいかがですか?
私の所属する事務所では、まだ自社設計・法適合確認を含めて、設備設計一級建築士の関与する物件はありません。(法適合確認依頼もないようです)
当面は、私が担当している物件が第1号となりそうですが、法適合確認のみ本社に依頼するのか、地域事務所所属の設備設計一級建築士の設計又は法適合確認とするのかは、まだ未決定です。(設備設計部所属の設備設計一級建築士は本社にしかいません)
国土交通省の動きもまだ未定なので、今後どうなるのかはまだよくわかりませんね。
建築基本法うんぬんを言い始めていますから、このまま店晒しになるのかも知れません。
天下り連中に講習料、登録料を貢いだだけになるのかも。
それでも、お上の作り上げた制度には従わざるを得ないシモジモの存在なのでした。
来年は、合格目指さないといけません。