ナナメ向かいには、
わりかし見慣れた、何かの建物。
いろいろ、ついているから、好き。
眺めていて、飽きない。
排水管の勾配が取れていることが
よぉ〜くわかる。
ダブルUバンドで留めてあるとか、
ところどころ上から支持取ってるとか、
細い管がちょくちょく合流しているとか、
上部がきれいで底部がキタナイのは
雨で洗われているから? とか。
這い上がるダクト、
壁支持の室外機、
何かの水槽。
いろんなモノがいろんなふうについているのが
興味深い。
水槽と建物とは支持母体が異なるからか、
接続配管には防振継手が挟まっている。
結構、無理やり接続感が出てるけど。
あとからあとから、
必要に応じて増設していった結果なのだろうか。
いろいろな苦労が偲ばれる。
そんなふうに、見えてしまう。
実情は、皆目わからないんだけど。
ただ、気をつけないと、
見るのに夢中になってしまうと
入線を知らせる放送や
下手すると、入ってきた列車にさえ気づかずに
乗り遅れそうにもなる。
運行頻度が結構高いからって、
油断は禁物なのだ。
(「水槽もダクトも」おわり)