いろんな設備が取り付いていた。
冷暖房換気電気通信、
さまざまな機器や配管やケーブルが
わりかしフリーダムに流れている。
用を足せば良くて
見栄え云々は全く気にする必要のない場所だからこそ
何の気兼ねもなく取り付けることができる。
現場事務所であるからして
工事期間中に限ったものであって
飽くまでも「一時的」な設置なのであるから
「しっかり」「かっちり」作る必要もあるまい。
そういうわけだから、
何らかの状況が変われば
都度修正していくに違いない。
工事現場の円滑な進行のための機能は
状況によって変わっていくのであろうから。
季節が変われば、冷房から暖房へ
ヒートポンプから燃焼系へ
変わっていくのかもしれないし。
新築の、恒久的な建物だったら
さすがにこういうわけにはいかないけれども
用途次第では簡素な造りも許容されるのではないかと
そう思ったりもする。
見た目のキレイ・キタナイを含めて、ね。
「一時的」ではあるけれども、
数ヶ月ではなくって
数年かかるんだよね、この現場。
あんまりにもフリーダムな配管・ケーブルが
フリーダムゆえに損傷を被ることがなければ
良いのだけれど。
(「一時的な設備だから」おわり)