2023年10月06日

実験建屋のせつび

鉄骨造の、実験用建屋内。

ちょいと、見学する機会があった。



実験装置その他も、たいそう興味深いものではあったのだが
そこに据えてある設備機器にも惹かれたなぁ。


一般の建物だと機械室内にしか見られないようなポンプが
そのまま通路脇についているのだから。


23100601.JPG


口径150Aのスイングチャッキなんて、
大きめの建物の主機械室内でしかお目にかからないよね。



コンクリート床に載せたH鋼が、
このポンプの居所になっているのだ。


チャッキバルブ以降の塩ビ管は、
実験の都合によって都度組み換えしているのかもしれない。



シロッコファンも、そのまま姿を見せていた。


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床の上に組まれた鋼材、制御盤、ファン本体、
こういう構成は、普通の機械室では見かけない。


上部のホイストっぽいものと干渉しているようにも見えるが
まあ、いろんな都合があるんだろう。



ダクトから、水でも漏れるんだろうかね?


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こんなビニールとガムテープで済んでいるのであれば
それほど大きな漏洩量ではないのだろう。



高い天井部には、放射パネル。


23100604.JPG


温水か、高温水か、蒸気か。

向こう側の端が隠れてしまっているから、
よくわかんない。



屋根面に取り付いているのは、
蛍光灯?

端が黒ずんでいるけれど、交換はエライコッチャ。

もう、使ってないのかもしれないね。



見た目なんか気にする必要もなく、
機能上必要なものを、必要に応じて取り付ける。


そんな「あるがまま」の「せつび」も
良いものだね。


無理やり化粧したり、隠したりしているのは
ちょっと可哀相かも。


まあそれも、
建物の目的に応じたあり方なのだから、
それはそれ、これはこれ、ということなのだ。
(「実験建屋のせつび」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする