2023年10月05日

とにかくつけた

古い、古〜い、ビル。


昭和40年代か、50年代か、そのくらい?
わからんけど。


そんなビルにも、エアコンは設置されているようだ。


23100501.JPG


もちろん、当初からあったわけではなくて
後付けであろうことは想像に難くない。


後付けだからして、
室内から外壁を貫通して出てきた冷媒管やらドレン管やら
そのまんま、外壁を這っている。


屋上に置くしかなかったのだろう室外機に向けて
微妙にうねうねと伸びていく、冷媒管やケーブル。


ビル外壁の劣化具合に紛れて
それほど目立たないんじゃないかな。



部分的に、窓外に据えられた室外機に行く冷媒管は
窓ガラスを貫通させてあるようだ。


23100502.JPG


かと思うと、上の階の室外機は屋上にあるようで。


外壁から突出する電線管類は、
かつて電線地中化をする前に引込線が導入されていた場所かな。



建物は結構長い期間にわたって使用されるのであるが
そこに取り付く建築設備は時代とともに変わっていくし、
10年20年先にどのようになるかは、
想像しづいらいものであったりする。


後で必要になったら、
都度、何とかして取り付けるしかなかったりする。


「とにかく、つけた」感のある「せつび」が
なんとも愛おしかったりするのだ。


見た目の良し悪しはともかくとして、ね。
(「とにかくつけた」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする