洒落た木の椅子とともに
また、窓外に広がる景色とともに
良い空間を形作っている。
そして、足元には温水パネルヒーター。
寒い時期であったとしても、
足元が温かいので
落ち着けるのである。
ヒーター用の温水管は、
壁の向こうのパイプシャフトからやってくる。
トイレもあるから、
給排水など衛生配管と一緒なんだろう。
カウンターの無い部分にも
壁沿いにヒーターが設けてあって、
でも通路であって人が座るわけじゃないから
頭上のブリーズラインでもって
窓面からのコールドドラフトを緩和している。
木材をふんだんに使った造りであるが、
これが5年10年と経ったときに
どんな感じになっているか。
木材って、新築の時にはキレイなんだけれども
時とともに劣化加減が目立つように思うのだ。
外装材は、特に。
それでも、
足元が温かいのは
寒冷地では大切なことなのた。
(「足元ぬくぬく」おわり)