元々、和風便器が設けられていたブースで
洋風便器に取り替えたんだよね。
床面のタイルを周囲のように仕上げることなく
モルタル均しで済ませてあるから
そんな様子がアリアリだ。
いや、タイルで仕上げていたとしても
周囲と色合いや劣化具合が明らかに異なって
やっぱり目立つに違いない。
どーせ目立っちゃうんだから、
安めの仕上げで構わないよね。
そんな思惑も見えたり見えなかったり!?
洗浄便座用のコンセント電源は
天井からモールで下ろしてきてある。
ギリギリ、棚のバーをクリアしている?
ビッタビタである。
そのまんま洋風化したわけじゃなくて
和風用だとちょいと狭かったブースを
拡げてあるんだよね、きっと。
水回りって、
建物のサイクルの中では
何度も何度も改修されていくものだろう。
そんな履歴が、それとなく残っているのが
愛おしい。
(「和便からの洋便化」おわり)