2023年09月07日

ストレート止水栓

調査先の、洗面器。


23090701.JPG


カウンターはめ込み式の、
角形洗面器である。

これも、一時期流行ったやつ。



ついでだから、下の方を見てみよう。


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給水・給湯とも、ストレート止水栓である。

また、排水はSトラップ。



壁の向こうのライニングやPS内に配管するのではなくて
床下から直接立ち上げている、そんな配管方式。



洗面器下部にスペースがあるのなら、
これが一番やりやすい。

建築工事との調整も少なくなるし。



下が梁だったりすると、
こういうわけにはいかなくなるけど。



同じ施設のトイレ内では、
ちょっと違った。


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給水は、アングル止水栓。

ライニングの中を立ち上げた配管から
接続されている。


でも、給湯管はストレート止水栓で、
床下からやってきている。


そして、排水はPトラップである。
ライニング内を立ち下げている。


全部アングル(P)形にするか、
全部ストレート(S)形にするか、
統一すればいいのに。



と、無関係な第三者が勝手なことを言うのは
自由じゃないかと思う。

けれど、たぶん、
こうなったにはなっただけの理由があるんだろう。

だから、それはそれで尊重せざるを得ない。

というか、今更どうしようもない。



給湯、無いつもりだったのに、
混合栓だったんだよねぇ。



そんな理由なのかもしれないし、
そうじゃないかもしれない。



配管がライニング内に飛び込む部分、
タイルの目地と合っていないんだけど。

どうせなら、合わせようよ。



……これも、勝手な感想。



だいたいもって、
そんな所を見て気にする人なんて
ほとんど居ないんだから。

「どうたっていい」

そんなところに、
なんか知らんけど、
いちいち気になってしまうのは
職業病というか、(さが)というか。


ま、「いろいろある」くらいに留めておくのが
無難である。
(「ストレート止水栓」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする