手洗いスペース。
洗面器(手洗器)が小さめだけれど
鏡はしっかり大きい。
イマドキ、これで良いのかもしれない。
床点検口、開けづらいのかな。
紐が結びつけてあった。
手洗い脇には、傘掛けと、散水栓。
汚したり吐いたりする人が多いのん?
小便器は、壁掛け半埋込タイプ。
カルミック付きである。
天井からおろしてきている給水管を
カバーしているんだろう、隅の角柱。
あえて茶色の化粧板にしてある。
壁に合わせたタイル仕上げとか白色とかじゃなくって。
大便器ブースも、同様であった。
ブースの隅っこに
給水管柱とでも呼んだらよいか、
パイプシャフト的な角柱。
センサー用のケーブルも
一緒に入っていることだろう。
樹脂製の、あるいは樹脂コーティングの
L型手すりと
予備ロール3個収納型の紙巻器。
給水管柱(仮名)の側面につく
銀色の丸いプレートは、何?
点検口的な?
それとも、ダメ穴?
給水管柱(仮名)は、天井へと続いている。
排水管は、当然のことながら床下配管となるのだけれど
給水管は床下から立ち上げてくるか天井から立ち下げてくるか
まあ、どちらも可能ではある。
衛生器具を新しくして、
給水管だけ改修する場合なんかには
下スラブから上スラブまでの間だけで、
すなわち、この階のトイレの閉鎖だけで済ませられるように
給水を天井回しにすることは有り得る。
衛生器具の位置を変えたりするのなら
どうせ床下の排水管もいじらなくちゃならないから
すなわち、下階も閉鎖しなくちゃならないから
給水も床下回しでやるのだろうけれど。
このトイレの換気は、
ブースごとに吸込口を設けているみたい。
吸込口は、
トイレ全体で1箇所だけ設けていることもあるし、
ブースのまとまりごとに2〜3箇所としていることもあるし
ブースごとに別々に設ける場合もある。
ダクト工事費に影響するから
施設のグレードに応じて、
すなわち工事予算に応じて、
選んでいくことになる。
吸込口を正方形にするか長方形にするか、
長方形なら長い辺をどの向きに配置するか。
ま、好き好き、あるいはテキトー。
あんまり、そこまでこだわる人も
多くなかろう。
(「きょうのトイレ」おわり)