2023年08月22日

湯河原駅

JR湯河原駅前は、
今風の、木材を多用した仕上げになっている。


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そして、駅正面には「手湯」があって
温泉町に到着したことがすぐに体感できる造りとなっている。


手湯の上部は屋根で覆われているが、
ここも木材を強調した造りである。


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もっとも、構造材としては何の力にもなっていないが。



側方には、陶板レリーフ。


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これ、人の拳?



町村合併60周年を記念して
当時の小中学生に参加してもらったようだ。


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このたぐいの記念行事って
希望者を募る場合もあるし、
寄付した人に参加してもらうのもあるが、
学校単位ってことは、全員参加?


小中学校で良い思い出を作れた子にとっては
とても良い記念になるだろう。

ただ、そうではなかった子にとっては
一生涯駅前に苦い記憶が残ることになるかもしれない。

なかなか、難しいところだ。



時代柄、喫煙者はどんどん追いやられていく。


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ま、ワタクシは吸わないんで問題ないのだが、
それでも、
命の危険を承知の上で愛煙家をやっている人たちにとっては
肩身の狭さを助長する場所なのかもしれない。



このあたりは、箱根ジオパーク を構成しているらしい。


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伊豆半島が、はるばる太平洋から移動してきて本州島に激突し
潜り込み、火山活動を活性化させた、
そんな場所としての「ジオパーク」なのだという。



「さがみの小京都」に認定された、と記載されている。


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全国京都会議のマップ には、湯河原町の記載が無いのだけれども
まさか、脱退しちゃった?


Wikipedia を見る限り、
そのようである。

2011年4月から、小京都のキャッチフレーズを使わなくなった、と。


ま、いろいろあったんだろうね。

そもそも、京都を持ち出さなくても、
湯河原としての魅力が溢れているのだから
そっちを推していこうよ。

そういうことなんじゃないかな。



駅のホーム。


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自販機用の電力量計は
上から吊ってある。

振れ止めもしっかり取ってある。



東海道線のグリーン車、
なんか、ひさびさに見た気がする。


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走り去っている姿は
まあまあ見るんだけどね。

停まっている様子は、意外に見かけていなかった。


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駅からの風景には、
それほど風情があるわけじゃない。


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でも、高置水槽が見えるから、冷却塔も乗っかってるから
それでいいんだ。


だって、設備屋だもの。



湯河原美術館だって。


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行ってみたかったけどね、
そこまでゆとりはなかったなぁ。



ホームの山側は
坂道である。


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植物に侵食されかけているようだけれども
決してそんなことはないのだ。



箱根や伊豆を含めて、
東京都心からほど近くに多くの温泉地がある。


近距離なら近距離の、
遠隔地なら遠隔地ならではの、
特色があり、集客戦略があり、
将来構想があるんだろう。



全国津々浦々、
いろんな風情があって麗しいものだ。
(「湯河原駅」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする