2023年08月15日

湯河原町のマンホール蓋

湯河原町 を、ちょいとブラついた。


そんなに時間があったわけじゃないけれども
少し寄ってみたかったのだ。



「ゆがわらまち」と読む。
「ゆがわらちょう」じゃあない。


まち と ちょう。

読み方の判別は、とっても難しい。



マンホール蓋の中央に配されている町章は 
「ゆ」の図案化 であろうことが容易にわかる。


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もちろん、鋳鉄蓋にもバッチリ鋳出されている。


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少し歩くと、見た目丸いのに丸くない、
四角いようでいて、実は三角な
不思議なマンホール蓋を見かけた。


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この丸の大きさの蓋にしたら
重たすぎるから分割した。

っていうなら、丸い親子蓋で良いような気もするが。


町章が袈裟斬りされているようで
イヤだという人は居なかったんだろうか。


だからなのかどうだか、
町章が無い蓋もあった。


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そして、化粧マンホール蓋。


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なんだけど、周囲はアスファルト舗装なのだ。
「化粧」の意味、ある?


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ねえ?



樹木桝がみかん箱である当地。


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本来、こういう歩道に設けるマンホールに
上のような化粧蓋を使うんじゃないかな。


ゆえあって、移設してきたんだろうか。



あいにくの天候で、
ピントがいまいちだけれども
水道の制水弁蓋には町章はない。
○に水のマークだけだ。


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量水器桝も同様……だけれども
割れちゃってるね。


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プラスチックだからね、
あんまり重たい車に踏まれると
割れちゃうのも仕方がない。


設置場所を間違えたね。



そして、湯処の一つである町であるからして
温泉インフラも存在しているようだ。


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○に温と書いてあるけれど、
温水じゃなくって温泉だよね?


排気弁と排泥弁とが並んであるのは
山でも谷でもなく平坦な場所だから
なのだろうか。



引き込みも賑やかになる。


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水と温泉と排水。



温泉のメーターも「量水器」呼びで
いいんだね。


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量湯器とか量温泉器とかいう造語も不自然だしね。



雨水桝に転がし配管を直接ぶち込んである。


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蓋は大胆に切り欠いてある。

ま、建物脇の部分だから
目立たないし、構わないよね。



あんまり長い時間は過ごせなかったけれど
ちょいと街を歩いてみるのも楽しいものだ。


その土地土地の、
何らかの面白さが潜んでいるのだから。


せっかく湯河原に行ったのに、
温泉に浸かることもなく撤収してしまったのは
とっても名残惜しいのだけれども。
(「湯河原町のマンホール蓋」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする