2023年05月16日

オロロン鳥

北海道羽幌町に、北海道海鳥センター が在る。

環境省の施設である。


日本海側に延びる国道232号線を通称オロロンラインと言う。

ウミガラスの鳴き声がそう聞こえるということから
「オロロン鳥」とも呼ばれることにちなんでいる。


「海鳥センター」だから、いろんな鳥に関する展示がある。


さすが国費、というべきか、
無駄に(と言ったら怒られそう)リアルな造りである。


23051601.JPG


もちろん、それぞれに関する学術的要素が
ガッツリ説明されている。



吹き抜けのこの空間は照明制御されていて
朝から夜までの時間変化を表現しているのである。

スゴいよ、この照明。


23051602.JPG


当然、一番下は海である。


23051603.JPG


上のほうまでしっかり観察できるように
双眼鏡も置いてある徹底ぶり。



さて、このたてものがある羽幌町(はぼろちょう)。


港には、
同じ町に属する天売島(てうりとう)、焼尻島(やぎしりとう)へ渡る
フェリーのターミナルがある。


フェリーの名も「おろろん」である。


23051604.JPG


見るからに、2代目なんだろう。


23051605.JPG



せっかくなので、渋谷水産直売所・北のにしん屋さん で
はぼろ丼をば。


23051606.JPG


漁の状況によって、乗るものや分量が変わるようである。



マンホールの蓋も、
当然ながらオロロン鳥である。


23051607.JPG



止水栓筐も。


23051608.JPG



新千歳空港から車で、
道央自動車道〜深川留萌自動車道〜国道232号線を経て
3時間22分、距離にして212kmと、
google map さんは、示してくれる。


ちょっと、遠いかなぁ。



あ、稚内空港からだったら、
国道40号線〜国道232号線経由で
2時間12分、134kmだって。

こっちのほうが、だいぶ近そう。


あれ? 132分で134kmを走るって、
そう出ちゃうのね。



※ 北海道の距離感には、注意が必要なのです。
(「オロロン鳥」おわり)
posted by けろ at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする