2023年05月09日

スバル360

玄関を入るとすぐに、
なんか凄いモノが鎮座していた。


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骨董品である。

産業遺産と言っても差し支えあるまい。




と思ったら、日本機械学会の 機械遺産 に指定されているのだそうだ。
実際には遺産指定は「K111型」なので、
上の写真とは 多少タイプが異なる ようだ。


結構最近まで使用していたものが寄贈され
展示に供されているとのことであった。



この小さなタイヤ、小型バイクのよう。


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極限まで軽量化・合理化されたボディの機能美が
すばらしいじゃないか。



リア面には、
なぜか FM-NORTH WAVE のステッカーが貼られている。


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「なつかしい」と感じる方が居るとすれば
それなりにお年を召した方であろう。



運転席のドアを開ける。


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前から開くのね。


大人4人が乗ったら
かなりギチギチだっただろうけれども
当時としては画期的であったことは言うまでもない。


車両重量が400kgに満たないということなので
人間の体重の影響がかなり大きそう。



ハンドルも、重量削減のために
極限まで細くしたんだとか。


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可能な限り薄い鉄板で曲面加工により強度を出して
ギリギリ当時の日本人の体型が納まるように
成形されているんだそうだ。


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クラッチペダルなんていうものも
すっかり見かけなくなったなぁ。



これが置かれていたのは、

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倶知安風土館 である。

大学の合宿所として建てられたものを改装して
使用しているという。



美しい羊蹄山(蝦夷富士)もよく見える地。

ニセコ方面を訪れた際には、
ちょいと寄ってみてはいかがであろうか。
(「スバル360」おわり)
posted by けろ at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 交通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする