2023年05月03日

公衆トイレの浄化槽

公共下水道なんてとうてい無さそうな
駐車場脇にある公衆トイレ。


23050301.JPG


なぜか「公衆」部分の文字は塗装が剥がれ
「トイレ」のみ目立つ。


まあ、今どき「公衆」なんて文字は
不要だろうね。



いっちょ前に(?)、電気のメーターが2個もついている。
1個はトイレ用で、1個は外灯用? それとも冬期のヒーティング用?



公共下水道が無いのであるから、
排水は自前で処理しなくてはならない。


だから、脇に浄化槽が埋まっているのだ。


23050302.JPG



それなりに年代を経ていそうだけれども
FRP製の浄化槽が
いくつかの槽に分けて埋設されていることだろう。


木杭でロープを張っていたようだけれども
全部倒れてしまっている。

それほど保ちはよくなさそうだ。



23050303.JPG


フジクリーンさんの製品のようで。



まさか、本体は別メーカーで
蓋だけフジクリーン、なんていうことは無いだろう。



定期的にメンテナンスをする契約が結ばれているはず。


何やかや、維持費はかかるものなのだ。



ひょっとすると、冒頭の電気メーターの1つは
浄化槽用のブロワとか放流ポンプなどの動力用なのかもしれない。


近寄って見なかったから、わからないけど。



だってさ、一応、鎖を張った中にあるのだから
部外者が勝手に立ち入るのはダメなのだ。



それに、ある程度一般のお客さんも居るから
怪しいのはマズイよね。



「設備屋? 怪しいよね」


そんな風説は、流したくないものだから。
(「公衆トイレの浄化槽」おわり)
posted by けろ at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする