2023年04月24日

多目的トイレの配置

空いている施設があると、
多目的トイレを利用してみる。


配置など、参考にしたいからね。


ご迷惑をおかけしちゃいけないから
混んでいる時や、必要そうな人が見かけられる場所では
もちろん避けるのである。



結構な広さを持つ、多目的トイレがあった。


中に入ってしまうと
全体が写るようなアングルにはできないから
面ごとに撮ってみた。


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まずは、小便器とおむつ替えコーナー。


カワイイ幼児用小便器には手すりがついていて
大きな押し釦もついていて
専用のライニングも設けられている。

汚垂石が設けられているにもかかわらず
別途シートが敷かれている。

シート類の回収取替洗浄を外部委託しているなら
それも有りだろう。



おむつ替え台や、着替え台も備えられていて
幼児、乳児、大人それぞれの用足しや着替えにも
対応可能となっている。



大便器部分にも
いろいろな品々がこれでもかと並べられている。


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荷物掛け、くねくね手すり、シート除菌液、リモコン、幼児用便座、
はね上げ手すり、ベビーチェア。
呼び出しボタンは、衛生器具メーカーのものではなくて
玄関などに設けるインターホンタイプである。


ベビーチェアの説明書は、多言語表記。

ほんとうに、盛りだくさん。


衛生器具としてのサニタリーボックスではなくて、
市販のゴミ箱が置かれている。




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更に、幅は広くないものの、全身が映る鏡。

そして、オストメイト対応の汚物流しユニット。
ユニットは、カタログが新しくなるたびにちょっとずつ変わる。
最初の頃と比べると、かなり省施工・省スペースである。
値段はどんどん上がっている気がするけれど。

サニタリーボックスは、この脇に置かれている。



入り口脇に、手洗いがある。


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L103などのような、車椅子専用の洗面器は
設けられなくなってきた。

時代の流れ、であろう。


傾斜鏡も、見なくなった。

大きな鏡にして、車椅子よりも高い目線でも
利用できるようになっている。

傾斜していると、普通に立っている人間には使えないから。


コロナ以降使用停止されていたジェットタオルも
復活しつつある。

ジェットタオル停止にともなって付加されていた
ペーパータオルは、今後どうなっていくことやら。



洗面器に電気温水器がつくのも
珍しくなくなった。


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給水接続、給湯栓への接続、逃し弁排水の接続など
これも少しずつシンプルに、省施工タイプに
変わってきている。



汚物流しユニットには
電気温水器が内蔵されているかな。


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あんまり冷たいと困るし。
費用はかさむけれども、目的を鑑みると致し方ない。


現代は、
人工肛門装着者が結構多いのである。

だから、この設備があることで
助かる人が少なからずおられるはずだ。
外見からは健常者と違いが無いので
縁の無い人にとっては意識することも無いのだろうけれど。


それにしても、ほんとうにコンパクトになったものだ。



ちょっと、天井面も見てみる。


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センサーと感知器とダウンライトと、吸込口。

天井扇でないところをみると
ダクトファンが天井内に納まっていることであろう。
だから、天井点検口も必要となる。



この多目的トイレ一式で
おいくらになるだろう。


内装や自動ドアを除いても
ウン百万かかりそう。


メニューが増えれば増えるほど
費用もぐんぐん増えていくので
何をどこまで用意するかの検討は
大切なのである。
(「多目的トイレの配置」おわり)
posted by けろ at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする