そこに並ぶ3本の配管。
しかも、この3本は接続されている。
一番右側の太いのは、
下階へと続く排水立管。
排水管なので、保温材(防露材)が巻かれている。
左の2本は、耐火二層管のようだ。
そして、用途はループ通気管。
衛生器具のあふれ縁よりも高い位置まで立ち上げてから
排水主管の上部をそのまま伸ばした
伸頂通気管へと接続されている。
排水系統の最上部は
たいていこのようになっている。
伸頂通気管は、このあと?
(PS内を下から上へ見上げた写真)
そのまま上方まで立ち上げられて、
最終的に外壁を貫通し大気開放される。
そういうものと、相場は決まっている。
各階同じ位置に水回りがあるような配置の場合
その部分に設けられるパイプシャフトの最上部は
たいていこんな感じになっているのだ。
(「通気管のてっぺん」おわり)