2023年04月16日

通気管のてっぺん

パイプシャフトの扉を開けると
そこに並ぶ3本の配管。


23041601.JPG


しかも、この3本は接続されている。



一番右側の太いのは、
下階へと続く排水立管。


排水管なので、保温材(防露材)が巻かれている。



左の2本は、耐火二層管のようだ。

そして、用途はループ通気管。



衛生器具のあふれ縁よりも高い位置まで立ち上げてから
排水主管の上部をそのまま伸ばした
伸頂通気管へと接続されている。

排水系統の最上部は
たいていこのようになっている。



伸頂通気管は、このあと?


23041602.JPG

(PS内を下から上へ見上げた写真)


そのまま上方まで立ち上げられて、
最終的に外壁を貫通し大気開放される。


そういうものと、相場は決まっている。



各階同じ位置に水回りがあるような配置の場合
その部分に設けられるパイプシャフトの最上部は
たいていこんな感じになっているのだ。
(「通気管のてっぺん」おわり)
posted by けろ at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする