外でこっそり働く機械が。
上方に降雪センサーを従え、
黙々とはたらく。
よく見ると、もくもくと水蒸気(&二酸化炭素)も
出ている。
そう。
ヒーティング用の、熱源機である。
そう、書いてあった!
排気口は、こっち側にあったか。
この熱源機、なんとなく、後付っぽいかな。
ガス管の外壁貫通部が
そんな感じに見えるかな。
リンナイさんの製品である。
ヒーティングで融かさなくちゃならないから
当然のことながら不凍液回路である。
本体が凍ってしまったら目も当てられないし。
ただの水と不凍液とでは若干熱容量が異なるので
熱計算上少〜し考慮すると良い、らしい。
ま、そりゃそうだ。
性質の違う熱媒で熱を運搬しようってんだからね。
家電の一種的な感じで
警告や注意がしっかり書いてある。
外壁から
温水(不凍液)出入口とガス管、
電源、信号線が生えてきているけれども
電源と信号線との扱いの違いが大きくないかい?
片や、屋外形コンセントに、プラグを差し込むだけ。
片や、ステンレス製の屋外防水型プルボックスに
防水プリカチューブ。
電源も一緒にまとめちゃえば、っていう気もする。
何の事情も知らずに好き勝手なコメントを入れる
しょーもない記事なのである。
電気やガスにフレキを使っている以上、
温水管もラッキングの下はフレキなんだろうね、
たぶん。
ちょっと、上から見てみる。
ちゃんと基礎を据えて、
ボルトナットで留めてあって
配管もステンレスラッキングで
いかにも公共仕様って感じ。
新設だとFF式にして屋内に据えることも多いかな。
増設だと、こうやって外に置いたり
物置流用の機械室内に納めたりするかな。
「こう」という決まり事が有るようで無いので
設計者・施工者のセンスが顕になるような気がする。
……設計者は関わってないかもしれないけど。
(「ヒーティング熱源機」おわり)