衛生器具メーカーの洗面器に
ベッセル式のラインナップが増えてきたのは。
それ以前は、コストをかけないなら壁掛形、
多少意匠を考慮するならカウンターはめ込み式、
そんな感じだったと思うんだけど。
カウンターにはめ込まれていたほうがスッキリする感もあるけれど、
カウンターに乗っかっていたほうが、高級感・お洒落感が
出るのかしらん。
当然、はめ込むか上に置くかによって
カウンター高さも変わってくるだろう。
陶器に合わせた開口を作らなくて済むから
カウンターの設置はやりやすくなるかな。
ま、好みと言えば好みだし、
メーカーの「推し」という要素もあるだろう。
はめ込みだと、
周囲のカウンターが水はねでビチャビチャ感が出やすいかも。
ベッセルだと、
なんとなく陶器内に納まりそうだし、
カウンターが濃い色だとあんまり目立たなくて済みそう。
これも、また数年したら
変わっていくのかな。
TOTOやLIXILのカタログの推しの変遷、
誰か研究してる人がいるのかな。
そんな対象じゃ、
あんまり研究費を獲得できないかな。
(「ベッセル式って良い?」おわり)