コロナ禍以降、よく見かける類のものだ。
「蓋を閉めてから流そうね」っていうのは
あちこちに掲示されているのだけれど、
一般社団法人日本レストルーム工業会 や
TOTOさん や
LIXILさん では
ウィルス感染への効果等に関する医学的な知見は持ち合わせておりません。
と書いてあったりして(何年何月に書かれた記事なのかわからないけれど)
「どっちやねん」
と思ったりもするのであるが
蓋を閉めるのはそんなに大変な作業ではないのだから
設置者の要請に従えば良いだけの話である。
だがしかし、
気になるのである。
ちょー、気になるのである。
「配水管からの臭い」とは……!?
地中に張り巡らされている配水管から
水が蒸発するの?
臭いが立ち上がったり
虫が出てきたりするの?
えっ? 小バエ? なんで?
そんなに突っかかっても仕方がないのだけどね。
単なる「排水管」と「配水管」との誤変換なのだからね。
なんとなく意味が通じれば良いのだから
別に目くじら立てるようなものではないのだ。
ただし、「関係者」となると別である。
業務報告書とか論文とか
専門技術的見地からの文章などにおいては
正確を期していただきたいものである。
とは言え、
やっちゃいがちな変換ミスでもあるのだ。
ま、人の振り見てなんとやら、
他山の石なのである。
「排水管」←→「配水管」
「消火管」←→「消化管」
結構よく見る、設備あるある誤変換。
「詳細図」←→「小サイズ」
なんていうのも、見たことはある。
決して「あるある」ではないけれども。
(「配水管は臭わない」おわり)